今の政府はやたら「働き方改革」「一億総活躍社会」とうたって労働政策に力を入れている風です。
1 同一労働同一賃金など非正規効用の処遇改善
キャリアアップ助成金 パート 非正規労働者を正規労働者にしたための助成金を充実
去年4月施行された労働契約法20条に伴う裁判がどんどん増えています。
定年退職後も全く同じ仕事をしているのに賃金を下げられたことによる裁判は違法とされました。
また郵政などの非正規職員の裁判(非正規というだけで同じ仕事なのに待遇が全然違うもの)なども行われています。
正規社員がそれほど増えていなくて特に女性の場合増えたのはほとんど非正規社員です。
今後大きな問題になるポイントかと思います。
2賃金引上げと労働生産性の向上
最低賃金を上げることによる助成金が拡充されました。業務改善助成金
3時間外労働上限規制 長時間労働の是正
長時間労働を抑制 職場意識改善助成金
4 雇用吸収力の高い業種への転職、育成、教育
キャリアアップ助成金など一番メニューが豊富です。
雇用保険被保険者が自主的に受ける講座費用の負担も拡充されています。教育訓練給付
5 テレワーク
6女性、若者活躍
「三年以内既卒者等採用定着奨励金」が復活しています。
平成29年2月10日から平成31年3月31日まで募集を行い31年4月30日までに対象者を採用した事業主
既卒者、中退者が応募可能な新卒求人を出す→正規労働者として雇う既卒者1年定着後50万2年定着後10万3年定着後10万
「女性活躍加速化助成金」女性が現時点でいる事業主 事前に行動計画が必要です。女性の採用実数、採用者に占める女性の割合を引き上げる目標
7高齢者就業支援
60歳以上の高年齢者をハローワークから採用した場合は特定求職者雇用開発助成金が有名ですが(障碍者、母子家庭の親なども対象)
以下のものもあります。
高年齢者雇用安定助成金とは65歳超雇用推進助成金ができました!
65歳以上の定年の引き上げで100万円
66歳以上の定年の引き上げまたは定年の定めの廃止 120間年
希望者全員66歳から69歳まで継続雇用制度 60万
者全員70歳以上継続雇用 80万円
元気な高齢者(長生き)な場合年金を最低請求せず70歳まで働くと実に42%も年金が増えます。
また60歳以降に支払った厚生年金保険料も再計算して加算されます。
好きな仕事なら生涯現役のほうが長生きする場合もありますから
8病気 子育て 介護と仕事の両立
介護離職防止支援助成金ができました。
介護については来年の1月より介護休暇が原則1回から3回まで分割して取得できるようになります。介護休暇の取得単位も半日単位で可能になります。
介護のため残業の免除制度の導入 介護休業給付金は今まで40%でしたが来年から67%と育休、傷病手当金と同じ割合に
9外国人受け入れ →これは後日説明します。